母娘 大和路の旅
85歳になる母と二人 久しぶりに のんびりと奈良の旅へ出かけてきました。
私にとっては 10数年ぶりの奈良でした。
浄瑠璃寺 東大寺 興福寺 新薬師寺 秋篠寺 薬師寺 法隆寺 平城京跡(朱雀門) 若草山 正倉院展(ちょうど開催期間でしたので) ちょっと足を延ばして 一休寺(京都)(写真は 法隆寺夢殿)
久し振りに訪れた奈良は 京都と比べて 古(いにしえ)の土や木々の香りが しっかりと残存している!!という印象でした。近代的な商業高層ビルや高速道路の建設や新たな電車、地下鉄の路線が次々と加わることなく、珍しいくらい近代的な開発の悪影響を受けずに 人々の日常生活の素朴な原型がずっと過去から途切れずに繋がっている感じがして、今となっては とても希少な価値あるところのひとつだと思えました。町中には原生林もかなりの範囲で残っていて、車道を 鹿の群れが ゆったりと横断し、その間 車が じっと待っているなど・・・なんだか モンゴルの道路を 羊や山羊の群れが横断する光景と重なってしまいました。
明らかに 奈良の時の流れ と 東京の時の流れは違っていますね。
寺院に安置されている無数の仏像さま そこには1400年前からの人々の祈りと願いが強く込められています。そして この間に 何度となくその仏像さまを襲った数々の天災から必死で 守り通してきた数え切れない人々が存在し、これからも 新たに襲うであろう天災から懸命に守り抜いていく人々が続いていくのでしょう・・・・そんなことを考えるとなんだか胸が熱くなります。・・・・現代の日本は とにかく お金 お金 に流されている人々にあふれているかのようにさえ思えて 空しくなることもしばしばなのですが 今回訪れた奈良の空の下には そんな浅ましさとはちがった名もない荘厳な精神が時代を超えて脈々と流れ続いていたのです。なんだか すごくほっとした心地よい旅になりました。
そして、私にとって生涯忘れらない母との大切な温かい思い出のひとつになることでしょう。
































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