スーパースター、その代償と引き換えの人生
昭和の国民的スターだった石原裕次郎さんの23回忌法要が7月5日に東京の国立競技場で営まれました。亡くなって23年も経った今もなお、彼のために これだけの大がかりな供養を使命感を持って行った石原軍団と呼ばれた人々の存在・・・・日本全国から集まった約12万人のファンの存在・・・・ここには 決して意図的に作り出されたのではなく、そのベースには 生前の石原裕次郎という存在が 人々の心に鮮明に遺していった かけがえのないとても温かい何かが流れている証しなのでしょう。
それは ひとりの弟として そっと偲びたいと考え、出席しなかった兄の東京都知事である慎太郎さんには もはや想像を超えるほどの 大衆の心の中に存在し続ける スーパースター裕次郎さんであったということなのでしょう。
アメリカの歌手マイケル・ジャクソンさんの追悼式が米西部時間7日午前10時頃(日本時間同午前2時頃)から、ロサンゼルスにある複合施設「ステープルズセンター」で行われ、集まった約1万7,500人のファンとゲストら、そして 世界中でこの追悼式の中継を見ていた人々が マイケルさんとの別れを惜しみました。彼もまた 何かを計算して 人々の心の中に入り込んだのではなく あるがままにむしろ 苦悩に満ちた切ない時間の中で天性の最上級の才能を惜しみなく発揮して生き抜いたことが知らず知らずのうちに人々の心の奥深くに刻み込まれていったのだと思います。
裕次郎さん マイケル プレスリー 美空ひばりさんの人生には 驚くほどの共通性がありますね。その才能と大衆に受け入れられるスター性を持ち合わせてこの世に誕生したことそして その代償が 太く短い生涯であったこと(プレスリーは42歳、マイケル ひばりさん 裕次郎さんは50歳そこそこ)、そこには想像を絶する病との壮絶な闘いが待ち受けていたこと・・・・・これが スーパースターとして生きた人たちの運命なのかもしれませんね・・・・・
民衆の心の中に消えることなく生き続けるスーパースターとなるべくこの世に生を受けた人の人生、 そのスターから無限の感動を受け止め続けていく民衆ひとりひとりの人生・・・そこには 人間の創りだす永遠に止まぬ感動の波のような熱い何かが確かに横たわっているのだと感じました。そして それは 駆け引き抜きで 素晴らしいものなのだと思います。
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